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2013-12-02 エア・ウォーター、インドの産業ガス大手エレンバリーを買収
エア・ウォーターは、10月22日にインドの大手産業ガスメーカー、エレンバリー（Ellenbarrie Industrial Gases、本社コルカタ）に対し資本参加した。エア・ウォーターはエレンバリー創業家からの株式譲受と株式公開買付により、エレンバリーの51％の株式を取得した。同社のプレスリリースが、11月28日付で報じた。
エア・ウォーターは、中期経営計画における成長ドライバーのひとつとして、海外への事業展開を推進している。とりわけ産業ガス事業においては、「VSU」（小型液化ガス製造装置）をはじめとする同社固有のガス製造技術やガスアプリケーション技術、そして独自のビジネスモデルを活かした海外展開を目指してきた。そのようななか同社は、インド東部を中心に液化ガスならびにシリンダーガス供給を担うエレンバリーを通じ、インド国内において産業ガス事業を展開することとなる。
同社が有するVSUプラント技術をはじめ、エア・ウォーターグループの様々な技術や商材を、エレンバリーが有する事業インフラやネットワークを通じ効果的に訴求することで、エア・ウォーターならではの現地に密着したビジネスモデルを構築・展開していく。