ホーム > インド注目ニュース一覧 > 米国務長官、インド人副総領事逮捕に遺憾の意を表明
2013-12-20 米国務長官、インド人副総領事逮捕に遺憾の意を表明
米国務長官、インド人副総領事逮捕に遺憾の意を表明
デブヤニ・コブラガデ副総領事
12月12日、ジョン・ケリー国務長官は、シブ・シャンカル・メノン国家安全保障顧問に電話をかけ、米国側が行ったデブヤニ・コブラガデ副総領事の逮捕と逮捕後の取扱(脱衣による身体検査と勾留方法)について、遺憾(regret=注1)の意を表明した。12月19日付ヒンドゥー紙ほか各紙が報じている。
ケリー国務長官は、コブラガデ副総領事の取扱について遺憾と懸念を表明した一方、被害者(副総領事の家事使用人)を守ることとともに法執行の重要性を強調した。米国はこれまで、コブラガデ副総領事が米法に違反し、かつ完全な外交特権(注2)を持っていないので、逮捕・訴追できるとの立場をとってきた。