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2013-12-20 アルプス電気、インドで車載用部品生産の新拠点を整備
アルプス電気は、インドでの現地法人アルプス・インド(ハリヤナ州グルガウン)が、現地での車載用部品の生産活動を視野に、2014年1月に移転することを発表した。同社のプレスリリースが、12月16日付で報じた。
同社では、インドに拠点を置く世界各国の自動車、エレクトロニクス関連の各顧客企業の需要にタイムリーに対応すべく、2011年に販売会社「アルプス・インド」を設立した。今回、現地での生産要求に応えるとともに、現地メーカーも含めた、各国の自動車メーカーへの供給を目的に、生産活動が可能な新拠点へと移転する。
この新拠点は、グルガウン市内に位置する既存建物の1階および地下を借り受けるもので、本年12月中に工事を終え、2014年1月上旬に現在の営業部門が移転。同年5月より一部製品の検査など、初期レベルの対応を開始する。取扱製品は当初、車載用スイッチとし、今後の生産着工、本格生産のスタートに向けて、順次拡大を予定。
今回の新拠点整備により、アルプス・インドは、販売、生産、管理系各部門および倉庫機能までを持つこととなり、年率15-18%の伸長が予想されているインドの四輪、二輪市場において、今後、多様な顧客ニーズにいち早く対応する「Customer in」を推し進めることで事業の拡大を図っていく。