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2014-03-07 シーエーシー、インドIT企業アクセル・フロントラインの買収を完了
シーエーシーは、2013 年12 月9 日に、インドIT 企業のAccel Frontline Limited(Accel 社)の株式取得(子会社化)について公表した。その後、創業経営者グループの保有株式の取得、第三者割当増資の引受けを経て、Accel 社株式の公開買付を行い、同社持株比率が過半数となったことを確認したと発表した。同社のプレスリリースが、3月5日付で報じた。
シーエーシー・グループは、システム構築やシステム運用管理などのIT サービス、および製薬会社向けの医薬品開発支援サービスを主力事業としているが、いずれの事業においても顧客企業のグローバル化への対応が経営課題となっている。また、国内における従来型IT サービスの成長余地は大きくないことから、新規領域への進出が重要な経営課題となっている。Accel 社は、インドだけでなく、米国、英国、中東、シンガポールに拠点を有しており、今回の買収は、同社グループの海外サポート力拡充に大きく寄与すると考えている。また、Accel 社は、同社グループが手掛けていない領域でも事業を行い、そうした領域で収益を伸ばしている。今回の買収は、同社グループにとっての新規領域への進出という点でも意義深く、今後の事業拡大に資するものと期待している。