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2012-11-29  「世界の工場」、コスト増の中国に代わるのはインドか─マッキンゼー予想

インドが中国に代わり、新たな世界の製造ハブとなる可能性が出てきた。中国では人件費が高騰し、製造コストを低く抑えることが難しくなっているためだ。11月27日付でヒンドゥー・ビジネスライン紙が報じている。



 米コンサルティング大手マッキンゼーの最新リポート「製造業の将来(Manufacturing the Future)」によれば、2003-10年の間に中国人労働者の賃金は16%上昇し、時給約1.8ドルとなった。これに対して、同期のインドの賃金上昇率は半分の8%にとどまり、時給は約1.4ドル。07年に、両者の賃金レベルは逆転した。なお、賃金上昇の結果、従業員1人あたりの付加価値(労働生産性)は中国で14%、インドでは17%向上している。




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