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2014-03-31  NTTコム、インドで8番目となるデータセンターの提供開始

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、データセンター関連サービスを提供しているグループ会社ネットマジック・ソリューションズ(本社ムンバイ)を通じて、3月27日に、インドにおいて8番目となる「インド バンガロール 2 データセンター」の提供を開始した。同社のプレスリリースが、3月27日付で報じた。

 このデータセンターは、インドのシリコンバレーとも呼ばれる、バンガロール(ベンガルール)近郊のIT企業などへの優遇措置が行き届いた主な工業団地のひとつである「エレクトロニック・シティ」に位置しており、インド最大級のサーバールーム面積約4,600平米(1,400ラック相当)を提供する。

 経済成長著しいインドにおいて、経済センターの一つであるバンガロールは、国内外のIT企業や製造業、流通業など企業進出が加速しており、それに伴いデータセンターサービスの需要が急速に拡大している。

 NTT Comは、ネットマジックを通じてインドのデータセンターサービスを提供しており、現在バンガロール、ムンバイ、デリー(ノイダ)、チェンナイに7つのデータセンターを展開しているが、顧客のさらなる要望に応えるため、バンガロールで新たなデータセンターの提供を開始する。

 このデータセンターは、インド国内で長年幅広いデータセンター提供実績を持つネットマジックとNTT Comがグローバルに展開しているデータセンターの建設や運用ノウハウを結集させた初のデータセンター。Nexcenterブランドの下、「高品質」、「低コスト」、「柔軟性」をあわせもつ次世代データセンターサービスの需要に応えていく。

■高い拡張性と信頼性を備えた高品質データセンター

 データセンターに関する各種グローバルスタンダードに基づき、設備や運用についてNTT Comが定める300項目以上のグローバル統一基準に準拠したサービスを提供する。インド国内は一般的に電力供給が不安定で、停電も多い中で、このデータセンターでは、UPSなどの電力設備を二重化することにより、24時間365日にわたり安定した電力を継続供給する。また、空調・通信設備の冗長化やセキュリティの充実などにより、インドでは最高レベルの信頼性やSLAを備えたデータセンターとなる。

■低コストでディザスタリカバリーやオフショア開発拠点、業務アウトソース先に最適

 バンガロールは、自然災害が少なく、政情も安定しており、アジアの中でも人件費、電力コストなどが安価なことから、インド国内だけでなく、近隣諸国からのディザスタリカバリーや、システム開発・運用管理を海外から現地に委託するオフショア開発の拠点などに最適。

■国際認証に準拠した安全性と柔軟性を兼ね備えたサービス

 ITシステム運用管理の包括的ガイドラインであるITILに基づく運用のほか、ISO 27001、ISO 9001、ISO 20000-1などの国際認証や、SAP認定を取得した先進の運用体制で、オンサイトスタッフによる各種マネージドサービスや、リモートハンドサービスなど、安全かつ柔軟な運用サービスを提供する。




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