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2014-04-08 サン・ファーマ、第一三共インド子会社ランバクシーを吸収合併で合意
第一三共は、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズ(本社ムンバイ、以下「サン・ファーマ」)が株式交換(交換比率:ランバクシー・ラボラトリーズ(本社ハリヤナ州グルガオン地区、以下「ランバクシー」)の株式1に対し、サン・ファーマの株式0.8)によりランバクシーを吸収合併することをサン・ファーマとの間で合意したことを発表した。第一三共のプレスリリースが、4月7日付で報じた。
この合併に関する契約がサン・ファーマとランバクシーとの間で締結されたことが、同日両社より発表された。現在、第一三共はランバクシーの株式の約63.4%を保有しているが、この合併により、サン・ファーマの株式のうち約9%を取得し、取締役1名を派遣する権利を有することとなる。
なお合併は、両社の株主ならびに規制当局の承認およびその他必要な手続きの終了後、2014年12月末迄に完了する予定。また、合併による第一三共の業績への影響は、詳細が確定し次第、速やかに発表するとしている。
合併後、サン・ファーマは、世界市場において第5位のジェネリック企業となり、インド市場においては、同国最大の製薬企業となる。第一三共は今後、サン・ファーマとのパートナーシップを通じ、ハイブリッドビジネスの更なる進展を図っていく。