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インドのソフトウェア企業マガズター（Magazter。本社チェンナイ）が開発したiOS（米アップルのiPhoneおよびiPad用基本ソフト）向けアプリケーション、マガズターが11月20日、タブレット端末iPadシリーズ用アプリの人気ランキングで世界1位となった。その後、一時、別のアプリに首位の座を明け渡したものの、27日には再びトップに戻っている。マガズターは1,500以上の雑誌が読めるアプリで、そのうち約400誌はインドの雑誌。タイムズ・オブ・インディア紙が27日付で報じている。



　マガズターのギリシュ・ラムダスCEOによれば、同アプリのユーザー数はすでに450万人に上り、その多くは、同社が最も注力している市場である米国にいるという。ビジャヤクマル・ラダクリシュナン社長は、「当社のアプリでデジタル版雑誌を読む読者は世界中に拡がっている。国境を超えて読者を獲得できることはデジタル雑誌業界にプラスになる」と語る。



　マガズターがアップルのAppストアに登場したのは1年5カ月前だが、ダウンロード数が急増し始めたのは、この1カ月半ほどのこと。フェイスブックとのシェアリング機能を付加したところ、人気に火がついた。ラムダスCEOは語る。「もし、表紙が気に入った雑誌があれば、『いいね！』ボタンによって自分のフェイスブックでシェアできる。それを見た知り合いは（マガズターをダウンロードして）雑誌を購入できる。これによって当社のアプリは急速に広まった」。