2014-05-21 安倍首相、モディ首相候補と電話会談―外務省
5月19日、安倍晋三総理大臣は、インドのナレンドラ・モディ首相候補と電話会談を行ったと発表した。外務省のプレスリリースが、同日付で報じた。
安倍総理大臣が話した概要は以下のとおり。
●総選挙におけるインド人民党(BJP)の歴史的な大勝利に心から祝意を申し上げる。日本とインドは、アジアの二大民主主義国として、普遍的価値と戦略的利益を共有しており、日・インド関係は「最も可能性を秘めた二国間関係」であると考える。
●モディ首相候補と緊密に協力して、日・インド戦略的グローバル・パートナーシップを一層発展させていきたい。そのためにも、日・インド年次首脳会談を継続していきたく、訪日御招待申し上げる。
モディ首相候補が話した概要は以下のとおり。
■貴総理からの心のこもった祝意表明に対し、心から感謝申し上げる。日本は、これまでインドの発展に多大なる貢献を行ってきた。日本国民及び政府に対し、深甚なる感謝の気持ちを申し上げたい。
■日本とインドは伝統的に共通の文化的価値で結ばれており、最近は戦略的パートナーシップが進展している。インドは国内及び国際関係において様々な課題に直面しているが、今回の総選挙で明確な国民の負託を受けたので、課題にしっかり取り組みたい。
■安倍総理大臣にはかねてから親しくさせて頂いているが、今後、日・インド関係の更なる発展のために協力していきたい。訪日招待に感謝する。貴総理にお目にかかるのを心待ちにしている。