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2014-07-25 ［電力］デリーの電力需要、過去最高の592万キロワットを記録
デリー準州の電力需要が7月15日、史上最高の592万5,000キロワットに達した。この日、最大4時間の停電が行われたものの、今月11日の581万キロワットという記録があっさり塗り替えられた。PTI通信が同日付で報じている。
準州当局は、「当地域の最大電力需要は午後3時20分、592万5,000キロワットを記録した。これはデリーにおける電力消費量の新記録だ」と語る。
電力需要の伸びにより、この日、デリーでは地域によって1－4時間の停電が発生した。電力当局筋によれば、電力不足は起きておらず、停電の原因は、送配電大手BSESのネットワークに甚大な負荷がかかり障害が起きたためだという。BSESはコメントを拒否している。
準州政府はBSESに対してこれまで、ネットワークの強化を要請してきており、昨年夏には当時のシェイラ・ディクシット準州首相が、ネットワークに改善が見られない場合、断固たる処置を取るとの厳しい意向を表明したこともある。
デリーの電力需要はここ数年、年率8％前後のペースで伸びており、今年の夏は600万キロワットに達すると準州政府は予想している。ちなみに昨年の夏のピークは6月6日の565万3,000キロワットだった。