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　2億5,000万ルピー以上の投資可能な余剰資産を有する超富裕層（UHNI）は、インドにおいて2013年度には前年度比16％増の11万7,000人に達し、3年後には3倍の34万3,000人まで増える――こうした見込みを、コタック・ウェルス・マネジメントとアーンスト・アンド・ヤング（E＆Y）が最新の共同リポートで示した。7月23日付でPTI通信が報じている。

　リポートによると、超富裕層および年収3,000万ルピー以上の専門職層が保有する資産の推定総額は13年度、21％増の104兆ルピーとなり、3年後には4倍の408兆ルピーに増加するという。E＆Yのパートナー、ムラリ・バララマン氏は、「富の創造は目覚ましい成長を見せ、今後も成長を続ける。推定資産額の成長は、UHNIの人数の増加をしのぐだろう」と語る。

　調査はUHNI当人150人と、高級ブランド品の販売や資産管理などの分野でUHNIとつながりの深い企業15－20社を対象に聞き取り方式で行われた。その結果をまとめたリポートでは主に、富が娯楽や旅行、投資、慈善活動などのさまざまな用途にどのように配分されているかについて、分析。聞き取り調査が行われたのは国会下院選挙の結果が出る前の3月だったが、経済環境についてUHNIは当時から非常に楽観視していたことがわかる。