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2012-12-04 週明けのSENSEXは0.18%安、利益確定売りで小反落
ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数は週明けの12月3日、前日比34.58ポイント(0.18%)安の19,305.32で取引を終えた。連騰は4日でストップした。
4連騰を受けたこの日、12月4-5日に予定されている、小売分野への外国直接投資(FDI)の規制緩和に関する国会での議決を前に投資家が慎重な姿勢を見せ、利益確定売りに動いたことが指数の下落につながった。海外市場に方向感がないことも嫌気された。
業種別指数では、全13業種中3業種が下落。金融が0.40%安と最も大きく下げたほか、日用消費財(FMCG)が0.34%安、機械が0.14%安など。一方、不動産が1.35%高、金属が0.80%高、電力が0.65%高と上げた。
銘柄別では、SENSEX採用30銘柄中17銘柄が下落した。HDFC銀行が2.37%安、バルティ・エアテルが1.76%安、GAIL(旧インド・ガス公社)が1.06%安など。一方、国営バーラト重電機(BHEL)が1.59%高、商業銀行最大手の国営インドステイト銀行(SBI)が1.53%高、SENSEXの算出で比重が最も大きいリライアンス・インダストリーズ(RIL)も1.23%高と上げている。