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2012-12-05 日印通貨協定を調印
インド中央銀行(RBI)のスバラオ総裁と日本銀行の白川方明(マサアキ)総裁は東京で12月4日、日印二国間通貨交換(スワップ)協定に調印した。同日付のRBIプレスリリースを、ヒンドゥー紙など各紙が伝えている。
RBIのプレスリリースによれば、この協定により両国政府は外貨が不足した場合、上限150億ドルまでの外貨を相互に融通し合うことが可能となったとしており、次のような説明を加えている。
「インドは国際通貨基金(IMF)のメンバーとして、IMFからの通貨不足の場合の外貨融資を受けることは可能だが、この日本との協定により、さらに保障額を増やし、緊急な外貨不足に対処できることが可能となる。日印両国間の経済・金融協力をさらに強化するものとなる」。